2ch 治験の都市伝説
Q1:超高額バイトの都市伝説とは?
2ch等から治験は危ない薬を試すものだと言う都市伝説が先走ってしまってる為に、相当危険なイメージを持ってしまってる人と言うのもが、かなり多いのが実情ではないでしょうか。
結論から言うと、治験と言うのはみなさんが思ってる程危険なものではありません。
厚生労働省が定めたきちんとした治験のルール(GCP)を守って実施されることによって、より安全に治験を行うことが可能になります。
Q2:治験に使う薬ってどんなの?
治験に使う薬とは、どんなものが挙げられるのでしょうか。
そもそも、治験とは薬の開発の為に行われる行為になります。
治験によって、その薬が安全かどうかを確認すると言うものであり、色々なタイプの薬で治験が行われています。
大きく分けて3つに分別されます。
■海外で既に市販されてる薬
■既に市販されてる薬と同成分のジェネリック薬品
■研究開発中の新薬
圧倒的に多いのが、1番目の海外で既に市販されてる薬と、2番目に既に市販されてる薬と同成分のジェネリック薬品です。
ジェネリック薬品とは、特許が切れた 医薬品を、他の製薬会社が製造し、供給する薬品の事を指します。
こうして見ていくと、治験は2chで言われるような危険が伴わないと言うことも理解していただけたのではないでしょうか。
Q3:副作用はないのですか?
もちろん100%完全に安全であると言う保証はありません。
なぜなら、薬と言うのは、食品などと違い、どの薬でもそうですが、何かしらの副作用を伴うものだからです。
風邪薬を飲んだ時に、眠たくなると言うのは、その良い例でしょう。
副作用を伴ったとしても、体の外に薬が出てしまえば、そんなに大したことにもならないと言うのも薬です。
もしも治験薬により健康被害をうけた場合は、すべて製薬メーカーが補償をしています。
Q4:治験ボランティアはアルバイトではない
治験とは新しく開発中の「お薬の候補」の有効性や安全性を確かめる試験の事を言います。
薬の効果・副作用(有効性・安全性)と病気の進行に及ぼす影響について裏づけを取る必要があり、そのデータがないと薬を処方・販売するための承認はおりません。私達が普段利用している薬もすべて治験の結果をもとに国から承認されたものです。
2chなどの情報で治験はアルバイトだとばかり思っている方が多いと思いますが、実は治験は全て「有償のボランティア」になります。
それもとても社会的貢献度の高いボランティア。なので、支払われるのはバイト料ではなく「協力費」であり、経費や時間の負担を軽減する目的とした「負担軽減費」が協力費・謝礼金として渡されます。
負担軽減費は、あくまで医学ボランティアである皆さんを拘束している時間や守ってもらっている遵守事項、採血などによる身体的な負担を軽減する目的で支払われています。
<負担軽減費の算出概念(4日間の入院の場合)>
時給600~900円×24時間×4日=57600~86400円
これに加え採血回数、交通費などが加味されます。
Q5:治験に参加していたら、途中でいなくなった人がいる!?
治験の参加中に何らかの本人理由や医師判断等で途中終了となる場合があります。
その場合は、ご帰宅していただいています。
考えられるケースとしては、健康の方向けの入院でご参加いただくものは、予備入院という予め多くの人数にして参加してもらうという場合があります。
そこで、より正確なデータを取るためにより適格な人に残ってもらいそれ以外の人は終了となる場合や、急な欠員が出た場合の予備要員として参加、この場合は欠員がなければ必要な人数は足りる事になります。
こういったケースの場合、人数が「昨日より減って・・・あれ?」と思うかもしれませんが。
結局、途中終了や投薬前に終了となりお帰りになっているということになります。
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